【三菱 RVR 新型発表】ジャストサイズのコンパクトSUV

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三菱自動車は新型コンパクトSUV『RVR』を17日より全国一斉に発売する。

RVR“復活”の背景について商品戦略本部C&D-seg商品開発プロジェクトマネージャー田中誠さんは、「国内のSUV市場は2007年度くらいまでは順調に増えてきていましたが(07年度で約23万台前後)、08年の景気悪化以降台数は落ち込み、今後の予測では16万台くらいを推移するのではないかと思っています」と、現在と今後の状況を分析する。

しかしながら、RVRが属するSUVのコンパクトクラスではその中では増加傾向にあり、その点について「ヨーロッパの燃費規制にもあるように、世界的に環境意識というのは高まっていますし、また、コンパクト化が進んでいる国内市場においても、より環境に優しいもの、燃費の良いもの、より低価格なものが求められてて、これまでよりもよりコンパクトなクルマが必要となっている状況なのです」という。

そこで、新型RVRは「“人に、自然に、優しさと楽しさを。新しい時代にふさわしいジャストサイズのコンパクトSUV”というのを商品コンセプトとして開発されました」と話す。

新型RVRのターゲットユーザーは「環境意識が高く、クルマを日々の生活の中で積極的に活用する人々。具体的には、子育てを終えた世代であるとか、独身者、子供のいないヤングファミリーなど、色々世代を超えた幅広い方々が今回のターゲット」と田中さんは話した上で、「より環境意識や日常の使い勝手などの志向性で選ばれた結果、このようなライフステージが強く出てくるのではないかと思います」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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