丸紅、トッキの子会社を買収…工作機械販売事業を強化

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丸紅は18日、トッキの100%子会社であるトッキ・インダストリーズ(TIDS)の全株式を丸紅とTIDSの角田勉代表取締役と共同で買収することで合意したと発表した。丸紅はTIDS株式の99%、マネジメント・バイ・アウト(MBO)を実施する角田氏は1%を取得する。

TIDSは2004年にトッキの工作機械、FAシステムの販売事業部門を分社化した形で設立し、以来国内や中国・アセアン地域の日系企業、現地資本の顧客に対し工作機械を販売してきた。

丸紅は、欧米向けに日系の工作機械の輸出を手掛けてきたが、最近では取扱い地域をブラジル、ロシア、インド等新興国に拡大してきた。さらに業容の拡大を図るため、中国を含むアジア地域で販売網の構築を検討している中で、アジアにネットワークを保有するTIDSの全株式を取得することにした。

今回の買収により、丸紅は汎用工作機械販売事業の強化を図る。将来的には同分野は世界全域に販売網を構築し、同分野の連結売上高200 - 300億円を目指す。

《レスポンス編集部》

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