ケンウッドは18日、市販向けカーオーディオの2010年モデルとして車室内での高音質再生を実現するカーオーディオスピーカーシステム9機種、高音質インナーブラケット2機種、パワーアンプ1機種を3月上旬から順次発売すると発表した。
セパレートスピーカーシステムの『XSシリーズ』『SSシリーズ』は、ダッシュボード上でも目立たないツィーターの小型設計と専用のツィーター取り付け用ブラケットの付属で、純正ツィーター位置への取り付けが可能。高音質さとスマートな取り付けを両立した。
ウーファー部では、音の細部まで細やかに再現する高剛性グラスファイバー振動板、不要な振動を抑えるアルミダイキャストフレーム、ハイパワーを生み出すネオジムマグネットや歪みの少ないクリアな音を再現するアルミショートリングを採用した。加えて、パワフルで安定したサウンドを実現するAFC+トルネードダンパーやスクエアボイスコイルなど高音質素材や技術を採用、臨場感豊かな音を再現する。
コアキシャルスピーカーシステムの『RSシリーズ』は、スピーカー中心部にあるツィーターリングが回転し、音の方向を変えることができるリボルビング・ツィーター構造を採用した。高音質再生を可能とするパールマイカ+ダイヤモンドアレイPP振動板も採用し、広帯域で明快で伸びやかな音を再現する。
チューンアップツィーター『KFC-ST100』は、音質のチューンアップに加えて、専用取り付けブラケットを使用することで純正ツィーター位置への取り付けが可能となる。
高音質インナーブラケット『SKXシリーズ』は、基材に高剛性のアルミダイキャストを採用することでスピーカー取り付け部の剛性を高め、ラバー素材と組み合わせることでスピーカーをしっかりと車両に固定でき、音質の向上に貢献する。
パワーアンプ『KAC-8405』は、コンパクトサイズを維持しながら最大パワー720Wを実現するとともに、アンプのコントロール端子を持たない純正カーオーディオなどでも簡単な接続を実現する「シグナルセンシング・ターンオン」機能を搭載する。