ブリヂストンが発表した2009年12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比42.4%減の757億1100万円と大幅な減益となった。
売上高は同19.7%減の2兆5970億0200万円だった。一部ランフラットタイヤなどは好調だったものの、国内、北米、欧州でのタイヤ販売が需要低迷で落ち込んだため。多角化部門も不振だった。
収益でも売上げ低迷の影響で経常利益は同26.9%減の544億5700万円だった。最終利益は大洋州事業で生産体制再編費用106億円を特別損失に計上した結果、同90.0%減の10億4300万円にとどまった。
今期の業績見通しは売上高が同9.0%増の2兆8300億円、営業利益が同24.2%増の940億円、経常利益が同23.0%増の670億円、最終利益が450億円となる見通し。