古河電工、架橋ポリエチレンのリサイクル技術をライセンス供与

自動車 ビジネス 企業動向
技術の内容と特徴
技術の内容と特徴 全 1 枚 拡大写真

古河電気工業は19日、電線、ケーブルの被覆材や送水パイプなどに広く用いられている架橋ポリエチレン(XLPE)の廃材から、熱可塑性の再生材を製造する独自のリサイクル技術について、他の企業にライセンス供与と技術援助していくと発表した。

架橋ポリエチレンは加熱しても溶けにくい性質を持つため、再加工が難しく、これまでサーマルリサイクルや埋め立て処理をされてきた。同社の独自技術を利用してできた再生材をマテリアルリサイクルすれば、サーマルリサイクルと比較してCO2排出量が70%以上削減できる。

同社はこの技術をリサイクル業者などを中心として幅広く提供していくことで、CO2排出量や産業廃棄物の削減に貢献していくとしいている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  3. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
  4. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  5. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る