アップル、久保会長に損害賠償を求めて提訴へ

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アップルインターナショナルは19日、久保和喜取締役会長に対して子会社であるA.I.ホールディングス(香港)が2007年6月に実施した第三者割当増資で同社が被った被害に関しての責任を追求するため、損害賠償請求を提訴すると発表した。

同社によると、AI香港が実施した第三者割当増資で一部の出資者がAI香港株式の買い取りや、当時の社長だった久保氏の対応を詐欺行為と非難し、訴訟も辞さないと訴えられる事態が発生、同社がこの出資者の保有株式を買い取らざるを得なくなったことによる資金の流出、企業としての信頼を損なうなどの損害を受けた。

同社では社内外の関係者に対し聞き取り調査を開始した結果、不正疑惑が強まったことを受け、2010年1月上旬に事実究明に向けた本格調査を開始した。調査の結果、久保氏は代表取締役在任期間中の2007年6月に実施されたAI香港の第三者割当増資に際し、既にロンドン証券取引所に対して上場申請をし、「上場承認を得たので間違いなく上場できる」と虚偽の説明をした上で複数の関係者に誤解を与え、増資を引き受けさせた疑いが強いことが判明したとしている。

同社では2月19日開催の取締役会で久保氏に対し即時取締役の辞任を要求、同時にその責任を追求するため、提訴する方向で準備に入るとしている。

《レスポンス編集部》

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