JOGMEC、豪州でレアメタル確保へ現地企業と共同探鉱

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JOGMECが実施するオーストラリアでの共同探鉱プロジェクトとクロンカリー地域の位置
JOGMECが実施するオーストラリアでの共同探鉱プロジェクトとクロンカリー地域の位置 全 1 枚 拡大写真

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は19日、オーストラリアの探鉱会社であるミノタウア・エクスプロレーションとクロンカリー地域で新たな共同探鉱契約を締結したと発表した。

クロンカリー地域はクイーンズランド州の西部に位置し、オーストラリアを代表する銅・金鉱床の一つでコバルトを随伴するアーネスト・ヘンリー鉱床と同じ鉱物資源ポテンシャルの高い地域に属する。JOGMECでは、同鉱床と類似したコバルトを随伴する大規模銅・金鉱床の発見を目指す。

コバルトは、リチウムイオン二次電池向けの需要が急増しているレアメタルで、今後もハイブリッド自動車や電気自動車向けの需要の拡大が見込まれており、JOGMECは資源確保に力を入れるとしている。

JOGMECは3年間で260万豪ドルの探鉱費用を負担することで、プロジェクトの権益33.15%を取得する。また、その後1年間で140万豪ドルの探鉱費用を負担することを選択した場合、さらに17.85%の権益を追加取得できる。

ミノタウア・エクスプロレーション社が実施してきた調査で、探鉱地域内にアーネスト・ヘンリー鉱床のような酸化鉄銅金鉱床の賦存可能性を示す探鉱結果が得られている。今後、物理探査、ボーリング調査を実施して新たな鉱床の発見を目指すとしている。

《レスポンス編集部》

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