フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは23日、『パサートCC』の仕様・装備を一部見直し、3月から発売する。今回の変更では、パワートレインを改良して燃費性能向上と、安全・快適装備を充実した。
今回、全グレードにリヤビューカメラ「Rear Assist」を採用して安全性の向上を図った。
また、2.0TSIは6速ATのトランスミッションを6速DSGに変更する。エンジン改良とあわせて燃費が11.8km/リットルと従来比で13%向上し、2010年度燃費基準+10%を達成、車齢13年超の廃車を伴う新車購入補助金の対象車となる。
V6・4モーションは、エンジンプログラムの改良により燃費が10.2km/リットルと、従来比16%向上するほか、タイヤサイズを従来の17インチから18インチにサイズアップ、同時にアルミホイールのデザインも変更する。安全装備としてフォルクスワーゲンで初となるレーンキープアシストシステム「Lane Assist」を搭載する。これはフロントガラスに設置されたカメラで車線をモニターし、意図しない車線逸脱を感知すると、ステアリングを補正したり、警告音を発してドライバーに危険を知らせるシステム。
価格は2.0TSIが506万円、V6・4モーションが620万円。