【メルセデスベンツ Eクラスワゴン 発表】13.4km/リットル走るプレミアムワゴン
自動車 ニューモデル
新型車

次いで燃費の良いEクラスワゴンは、1.8リットル+ターボガソリンの「E250CGIブルーエフィシェンシー」の11.0km/リットル(10・15モード)、その次が3.0リットルV6ガソリンの「E300」の9.2km/リットルとなるため、「E350ブルーテック アバンギャルド」の燃費がずば抜けていることがわかる。しかも燃料は、他のグレードで指定されている無鉛プレミアムガソリンよりも安価な軽油で、エコノミーという点でも優れている。
メルセデスベンツ日本によれば、走行状態に左右されるものの「E350ブルーテック アバンギャルド」の実燃費は10・15モードよりもそれほど悪くならず、高速道路を使った長距離走行では10・15モード燃費よりも良い値を出すこともあるという。
参考となる数値として、旧型Eクラスの3.0リットルディーゼルエンジン搭載車では、街乗りでも10km/リットルを超えていたという実績があり、新型も同様の燃費が期待できるという。
なお、10・15モード燃費をよく見ると、同じ「E350ブルーテック」でもセダンが13.2km/リットル、ワゴンが13.4km/リットルと、50kg重いはずのワゴンのほうの燃費が優れている。これについてメルセデスベンツ日本では、燃費の計測は測定時のさまざまな要因が含まれるため、こういう結果もあり得ると説明している。
《正田拓也》