テスラ ロードスター、米国でリース開始…月々14万8500円から

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米国テスラモーターズは24日、テスラ『ロードスター』のリース販売を開始すると発表した。月々1658ドル(約14万8500円)から、EVスポーツカーの世界を味わうことができる。

テスラ ロードスターは、2006年7月に公開。米国シリコンバレーに本社を置くテスラモーターズ(2003年設立)が、ロータス『エリーゼ』をベースに開発したスポーツカーで、最大の特徴は電気モーターのみで走行するEVという点だ。

2009年1月に追加された『スポーツ』グレードの場合、モーターは最大出力288ps/4400 - 6000rpm、最大トルク40.8kgm/0 - 5100rpmを発生。0-96km/h加速は3.7秒という驚異的な加速性能を実現する。最高速はリミッターにより、201km/hに制限されるが、1回の充電で、最大393kmを走行可能だ。

テスラモーターズは、ロードスターに3年契約のリースプログラムを初導入。車両本体価格11万1005ドル(約995万円)のベースグレードを、3年リースする場合、初回に1万2453ドル(約111万5000円)を支払う必要があるが、残りの35回は月々1658ドル(約14万8500円)でOKだ。3年間の総支払い額は、7万0483ドル(約631万円)となる。

リース契約が満了する3年後には、車両を返却。または、残価の4万5603ドル(約408万円)を支払えば、ロードスターのオーナーになれる。リース期間の3年間の走行距離は、4万8300km以内と定められており、これを超えると1.6km当たり0.25ドル(約22円)の支払い義務が生じる。

テスラのジョン・ウォーカー販売担当副社長は、「リースプログラムによって、より多くの人々にEVスポーツの世界を知ってほしい」と、富裕層以外にも、ロードスターのユーザー層を拡大する意向を示している。

《森脇稔》

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