アストンマーチンは2日、ジュネーブモーターショーにおいて、『DBS』の限定車、「UB-2010」を発表した。同社のウルリッヒ・ベッツCEOの就任10周年を祝う限定モデルだ。
ウルリッヒ・ベッツ氏は2000年、アストンマーチンのCEOに就任。以来、積極的な新商品投入や新ブランド戦略によって、アストンマーチンの業績を伸ばしてきた。UB‐2010はウルリッヒ・ベッツCEOの功績を讃えた限定車。車名の「UB」とはUlrich Bez氏の名前に由来している。
ベース車両はDBS。パワーユニットは6.0リットルV型12気筒で、最大出力517ps/6500rpm、最大トルク58.1kgm/5750rpmを発生する。トランスミッションは6速MTとパドルシフト付き6速AT「タッチトロニック」。オールアルミボディを採用し、0-100km/h加速4.3秒、最高速307km/hという一級のパフォーマンスを発揮する。
UB-2010は、専用ボディカラーのアズライトブラックで塗装。シートには、専用縫製されたメタリックブロンズレザーが使用され、インパネ＆ドアトリムには、クリプティックチタンパネルがあしらわれる。限定車を示すシリアルナンバープレートは、ウルリッヒ・ベッツCEOのサイン入りだ。
限定台数はクーペ20台、オープンの「ヴォランテ」20台の合計40台。価格は後日、発表される。
