飲酒運転、4台の多重衝突---酒が抜けたと感じたので

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3日朝、群馬県安中市内の県道で、信号待ちをしていた車列に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突。車両4台が関係する多重衝突に発展した。この事故で4人が重軽傷を負った。警察は追突車を運転していた30歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

現場は片側1車線の直線区間。男は同日早朝まで酒を飲んでいたことを大筋で容認。調べに対しては「3時間ほど仮眠を取り、酒が抜けたと感じたので帰宅のためにクルマを使った」などと供述しているようだ。

群馬県警・安中署によると、事故が起きたのは3日の午前8時55分ごろ。安中市下磯部(N36.18.32.2/E138.52.37.4)付近の県道で、信号待ちのために停車していた車列に対し、後ろから減速しないまま進行してきた乗用車が追突。車列最後部の軽乗用車が押し出され、前方にいた2台も巻き込み、結果として車両4台が関係する多重衝突となった。

この事故で最後部の軽乗用車は中破。同乗していた1歳の男児が足を骨折する重傷。運転していた31歳の女性が打撲などの軽傷。前方2台に乗っていた2人も軽傷を負い、いずれも近くの病院に収容されている。

追突車を運転していた同市内に在住する30歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、警察は自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

《石田真一》

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