大型トラックのタイヤ脱落、対向車を直撃

自動車 社会 社会

3日午前、青森県八戸市内の県道を走行していた大型トラックの後輪タイヤ2本(ダブルタイヤ構造)が脱落。うち1本が車両2台に衝突、もう1本も道路沿いの中古車店に飛び込む事故が起きた。この事故でタイヤが衝突したクルマに乗っていた1人が負傷している。

青森県警・八戸署によると、事故が起きたのは3日の午前10時55分ごろ。八戸市長苗代4丁目(N40.31.4.1/E141.28.39.2)付近の県道を走行していた大型トラックから左後輪のタイヤ2本が脱落。このうち1本が中央分離帯を越えて対向車線側に飛び込み、対向車線を順走してきた軽乗用車に衝突。さらに路肩に停車していた大型トラックの側面部に衝突した。もう1本のタイヤは道路左側の中古車店に飛び込み、屋外で展示されていた車両2台に衝突している。

この事故でタイヤが当たった軽乗用車は小破。運転していた同市内に在住する32歳の女性が打撲などの軽傷を負った。警察ではタイヤを脱落させたトラックを運転していた同市内に在住する49歳の男性から自動車運転過失傷害などの容疑で事情を聞いている。

現場は片側2車線の直線区間。トラックは近日中に車検を受ける予定だったという。警察ではボルトなどが金属疲労で劣化していた可能性が高いとみている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  2. 噂の「ベイビー・ディフェンダー」は5ドアが有力! 人気に拍車かけるか…最終デザイン予想
  3. レクサス『LC』、ハイブリッド廃止で自然吸気V8のみに 米2026年モデル
  4. メルセデスベンツが新型キャンピングカー「マルコポーロ ホライゾン」発表へ
  5. ドゥカティ初のミドル専用設計エンジン「V2」が日本上陸! 新型『パニガーレV2』から新章が始まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る