執拗に追突を繰り返し、転倒事故を誘発

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昨年9月、福岡県田川市内で2人乗りの原付バイクへ故意に追突を繰り返して転倒事故を誘発。バイクに乗っていた16歳の少年2人に重傷を負わせたとして、別の傷害罪などで起訴されている28歳の男を殺人未遂容疑て再逮捕した。容疑を大筋で認めているという。

福岡県警・直方署によると、逮捕された男は2009年9月6日の午前1時20分ごろ、直方市頓野(N33.44.47.6/E130.45.1.5)付近の県道で軽乗用車を運転していた際、対向してきた2人乗りの原付バイクを発見してUターン。このバイクを約200mに渡って執拗に追走し、故意にクルマを追突させるなどして転倒事故を誘発。16歳の少年に下半身不随の重傷を負わせ、別の16歳少年にも軽傷を負わせた疑いがもたれている。

この男は昨年11月下旬、嘉麻市桑野(N33.29.41.9/E130.47.55.5)付近の市道で盗難車を運転中に検問を突破。近くにいた警官1人をはねて逃走した容疑で後に逮捕されている。この事件でも盗難車を運転していたが、後の調べで9月の事件でも盗難車を使用していたことが判明。事故後にクルマに放火して証拠隠滅を図っていたこともわかった。

調べに対して男は「目が合ったので腹が立ち、殺すつもりでぶつけた」などと供述。執拗な追突は少年の殺害を意図したものだったと断定し、男を殺人未遂容疑で再逮捕している。

《石田真一》

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