シボレー カマロ、米スポーツカーセグメントの販売台数でが首位

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カマロ 全 2 枚 拡大写真

2月の全米新車販売台数が発表された。GMの中でシボレー『カマロ』がスポーツカーセグメントでトップの座を保っており、2月単月の販売数6482台という数字は前月比21%増となる数字で、ここ9か月連続の増加。

スポーツカーセグメントにはフォード『マスタング』、日産『370Z』、ダッジ『チャレンジャー』など、アメリカで人気のスポーツカーが揃っているが、カマロはその中でも際立つ好調ぶりで、2009年度の登録台数でもセグメントトップとなっている。

昨年初旬に発売されたカマロは初年度7万5000台近くを売り上げたが、特筆すべきは冬季でも販売が下がらなかったこと。

シボレー部門のパフォーマンスカーマーケティングマネージャーのジョン・フィッツパトリック氏によると、「通常、後輪駆動のパフォーマンスカーは冬場売り上げが落ち込む傾向にあるのですが、カマロを求める声の高さは特にサンベルト地帯(フロリダ、テキサス、カリフォルニア)を中心に表れています。」とのことで、全販売台数の25%がテキサス、カリフォルニアとフロリダに集中。なかでもテキサス州は突出しており、カマロの売上トップ10のディーラーのうち6店舗が同州にあるという。

カマロを購入する顧客のうち約半分はGM以外からの乗り換えという結果も出ており、これはモデル単独での販売拡大のみならず新規顧客獲得にも一躍かっているということ。再生計画に奮闘するGMにとってカマロは心強いニューモデルなのだ。

《ケニー中嶋》

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