メルセデスベンツ世界販売8.9%増 、Eクラス が牽引…2月実績

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ダイムラーは4日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の2月世界セールスの結果を発表した。総販売台数は7万8700台で、前年同月比は8.9%増。4か月連続で前年実績をクリアした。

ブランド別では、メルセデスベンツが前年同月比13.4%増の7万2100台、スマートが23.9%減の6600台。メルセデスベンツブランドでは、新型『Eクラスセダン』が引き続き好調だ。

新型Eクラスセダンの2月世界販売は、前年同月の2倍に相当する1万3200台。2009年にマイナーチェンジを受けた『Sクラス』も、約4000台を販売し、前年同月比は18%増と伸びた。また、『Cクラスセダン』は、10%増の1万6700台を販売。『GLK』や『Mクラス』などのSUVも、18%増の1万2700台をセールスしている。

市場別では、アジアパシフィックエリアが前年同月比56%増の1万5600台と、米国の1万4900台、4.7%増を上回った。とくに香港を含む中国では145.4%増の7300台をセールスした。西欧は3.2%増の3万3000台。そのうち、ドイツではスクラップインセンティブ終了の影響で、6%減の1万5000台にとどまった。

ダイムラーのJoachim Schmidt販売担当副社長は、「車種別では新型Eクラス、市場別では中国と米国が好調。第1四半期の販売結果も期待できる」と、明るい見通しを伝えている。

《森脇稔》

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