ソフトバンクなど、ウィルコムの再生支援で合意

自動車 ビジネス 企業動向

ソフトバンク、アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合がサービスを提供するAPファンドは12日、企業再生支援機構を含めた3社で、ウィルコムの再生支援をおこなうことで基本合意に達したと発表した。

ウィルコムは、自社の事業再生支援に関して、企業再生支援機構に対し支援申込を行うとともに、APファンドとソフトバンクとの間で支援のための協議を進めてきた。ウィルコムは3月12日付けで、企業再生支援機構から支援決定を受けるとともに、APファンド、ソフトバンクが支援する再建策がまとまった。

ウィルコムは再建に伴い、PHS事業を継続、APファンドはウィルコムに対し出資をおこなう。ソフトバンクは、ウィルコムのPHS事業のコスト削減で協力する。企業再生支援機構はウィルコムに対し、再生のために必要な資金を融資する。APファンドとソフトバンクは、ウィルコムのXGP事業を譲り受け、これを新会社に移管する。新会社は、基地局ロケーションも譲り受ける。ウィルコムは、このロケーションを共用しコストシナジーを図っていくとしている。

ウィルコムは今後、公共性の高いPHS事業を継続する一方、APファンドとソフトバンクグループは新会社を設立し、次世代高速通信事業を展開する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る