ソフトバンクなど、ウィルコムの再生支援で合意

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ソフトバンク、アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合がサービスを提供するAPファンドは12日、企業再生支援機構を含めた3社で、ウィルコムの再生支援をおこなうことで基本合意に達したと発表した。

ウィルコムは、自社の事業再生支援に関して、企業再生支援機構に対し支援申込を行うとともに、APファンドとソフトバンクとの間で支援のための協議を進めてきた。ウィルコムは3月12日付けで、企業再生支援機構から支援決定を受けるとともに、APファンド、ソフトバンクが支援する再建策がまとまった。

ウィルコムは再建に伴い、PHS事業を継続、APファンドはウィルコムに対し出資をおこなう。ソフトバンクは、ウィルコムのPHS事業のコスト削減で協力する。企業再生支援機構はウィルコムに対し、再生のために必要な資金を融資する。APファンドとソフトバンクは、ウィルコムのXGP事業を譲り受け、これを新会社に移管する。新会社は、基地局ロケーションも譲り受ける。ウィルコムは、このロケーションを共用しコストシナジーを図っていくとしている。

ウィルコムは今後、公共性の高いPHS事業を継続する一方、APファンドとソフトバンクグループは新会社を設立し、次世代高速通信事業を展開する。

《レスポンス編集部》

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