逃走阻止のパトカーに体当たり、15歳少年を逮捕

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茨城県警は13日、無免許で盗難車を運転し、逃走を抑止しようとしたパトカーに体当たりしたとして、茨城県小美玉市内に在住する15歳の少年を公務執行妨害の現行犯で逮捕した。クルマには他に3人の少年が乗っていたが、全員にケガはなかった。

茨城県警・機動捜査隊や土浦署、石岡署によると、事件が起きたのは13日の午前5時40分ごろ。これより25分前の午前5時15分ごろ、石岡市内をパトロールしていた石岡署員が7日に同市内で盗まれ、盗難届の出されていた乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはそのまま逃走した。

警察は周辺に一斉手配を行い、追跡を開始。クルマはその後、約25分間に渡って逃げ続けたが、かすみがうら市上土田付近で機動捜査隊のパトカーが前後を包囲して強制的に抑止した。しかし、クルマは前後のパトカーに体当たりするなど、さらに逃走しようとしたことから、運転席側のガラスを割って運転していた若い男を確保。公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

後の調べで、逮捕されたのは小美玉市内の中学校を卒業したばかりの15歳少年と判明。同乗者3人は同市内の中学校に通う中学2年生の少年だった。警察では逮捕した少年を厳しく追及。クルマの入手ルートについて調べを進めている。

《石田真一》

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