レクサス LFA にサーキットスペシャル…最大出力570ps

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LFA スペシャルエディション
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レクサスは10日、『LFA』に「スペシャルエディション」を設定した。サーキット寄りのセッティングが施されたスパルタン仕様だ。

LFAは、2009年10月の東京モーターショーで初公開。レクサスブランドのフラッグシップスポーツカーとして開発された。専用設計の4.8リットルV型10気筒エンジンは、最大出力560ps/8700rpm、最大トルク48.9kgm/6800rpmを発生。フロントミッドシップ&トランスアクスルレイアウトにより、前後重量配分48対52を実現。ドライサンプオイル潤滑システムによって、低重心化も図られた。

トランスミッションは、パドルシフト付きの6速2ペダルMT「ASG」。ボディにはCFRP(カーボン・ファイバー・レインフォースド・プラスチック)やアルミなどの軽量素材が使用され、車両重量は1480kgに抑えられた。0-100km/h加速は3.7秒、最高速は325km/hと、動力性能は世界トップレベルにある。LFAは世界限定500台を生産し、日本での価格は3750万円だ。

レクサスはLFAの発表当時から、サーキット寄りのセッティングを施した仕様を追加すると公言していた。今回明らかになったスペシャルエディションが、そのモデルだ。

外観で目を引くのは、エアロダイナミクス性能の向上で、リアには固定式の大型ウイングを装備。フロントバンパーは、大型スポイラーとカナードを備えた専用デザインに変更されているのがわかる。どちらも、素材は軽量なCFRP製だ。ボディカラーは、専用のオレンジのほか、マットブラック、ホワイテストホワイト、ブラックの4色が設定される。

エンジンは、コンピューターチューンによって最大出力が10psアップし、570psを獲得。6速2ペダルMTのASGは、シフトプログラムが専用チューンされ、シフト時間は0.2秒から0.15秒へ短縮された。サスペンション、ハイグリップタイヤ、アルミホイールも専用だ。

スペシャルエディションは、2012年から生産開始。価格は公表されていないが、3750万円を上回るのは確実と見られる。

《森脇稔》

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