三桜工業、米国のチューブ製造工場を買収

自動車 ビジネス 企業動向

三桜工業は、米国で自動車配管用チューブの製造工場を買収、ブレーキチューブと燃料チューブの現地生産を開始する。

同社100%子会社のサンオー・アメリカ・インコーポレーテッドは、クーパー・スタンダード・オートモティブ社から、オハイオ州アーチボルド市にあるチューブ製造工場を買収した。同工場は3月からサンオー・アメリカのアーチボルド工場として自動車配管用チューブの生産を開始する。

サンオー・アメリカはこれまで、チューブを主に日本から輸入していたが、今回のアーチボルド工場の稼動で、チューブの生産から製品への曲げ加工までの全工程を現地で完結できる体制が確立する。アーチボルド工場で生産されたチューブは今後、カナダ、メキシコ、ブラジルなどの米州地区をはじめとする三桜工業の現地法人に供給する計画。

三桜グループとしては、米国でのチューブ製造工場の稼動により、日本、中国、インド、タイと合わせて主要5拠点でチューブ製造拠点を持つ。今後は、これらのチューブ製造拠点より、世界19か国の同社の車両配管製品の加工拠点にチューブを供給していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る