青木自工会会長「春闘は冷静な議論となった」

日本自動車工業会の青木哲会長は18日の定例記者会見で今春闘について「自動車企業には厳しい経営環境が続いているが、各社の労使が、今後の経済見通しなどを冷静に真摯に議論して結論を出した」と語った。

また、「日本経済は回復基調にあるものの、デフレや為替の不安定など国内企業の業績は見通しづらい情勢での労使交渉になった」と、今春闘の背景を振り返った。

そのうえで、交渉結果は「各社の状況を反映して同じような結論にはならなかった」ものの、労使とも「冷静な議論」ができたと評価した。