スバル インプレッサWRX…ワイドボディを全車に採用

自動車 ニューモデル 新型車
インプレッサWRX(2011年モデル)
インプレッサWRX(2011年モデル) 全 3 枚 拡大写真

スバルオブアメリカは23日、米国向け『インプレッサWRX』に、2011年モデルを設定した。従来、5ドアの『WRX STI』専用だったワイドボディを、WRXシリーズ全車に拡大採用したのが特徴だ。

画像3枚:スバル インプレッサWRX(2011年モデル)

米国向けのインプレッサWRXは、5ドアハッチバックと4ドアセダン(日本名:『アネシス』)の2種類。エンジンは、どちらも2.5リットル水平対向4気筒ターボ(265ps、33.7kgm)を搭載し、トランスミッションは5速MTだ。

2011年モデルでは、5ドアのWRX STI専用だったワイドボディを、WRXシリーズ全車に拡大採用。ワイドボディ化によって、車両重量は約15kg増加(5ドア)したが、それでもスバルがワイドボディにこだわったのには理由がある。

ワイドボディ化のメリットは、大径タイヤを履けるようになった点だ。トレッドは前後とも約38mm拡大。タイヤサイズは225/45R17から、235/45R17サイズに変更された。これに連動して、リアサブフレームブッシュを強化。スバルによると、2011年モデルは従来よりも優れたグリップ性能を発揮するという。

もちろん、ワイドボディ化によって、見た目のアグレッシブさは大幅向上。新バンパー&グリルや、シャープさを増したヘッドランプの効果も手伝って、スポーティなイメージを高めることに成功している。

インテリアでは、シートやドアトリムに、カーボンブラックパターンの生地が採用されたのが、2011年モデルのポイント。赤いステッチも添えられ、エクステリア同様、スポーティさが強調された。

2011年モデルのインプレッサWRXは、31日に開幕するニューヨークモーターショーで正式発表。米国では今夏から、販売がスタートする。STI並みの迫力を得た新WRXが、米国のファンに支持されるのは間違いないだろう。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  3. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る