交通トラブルの相手をはねて逃走

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21日早朝、大阪府大阪市中央区内の府道で、車両同士の接触事故から交通トラブルとなった47歳の男性が相手車両の逃走を阻もうとしたところ、この車両に約100mに渡ってひきずられ、意識不明の重体となる事故が起きた。警察は後に27歳の女を逮捕している。

大阪府警・南署によると、事故が起きたのは21日の午前5時55分ごろ。大阪市中央区難波2丁目(N34.39.52.5/E135.29.59.5)付近の府道を走行していた乗用車同士が接触した。双方のクルマは小破。

被衝突側のクルマを運転していた大阪市西淀川区内に在住する47歳の男性は、衝突側の運転者に対して「車外に出てこい」と迫ったが、クルマは直後に逃走。男性はこれを阻もうとしたが、約100mに渡ってひきずられ、最終的には降り落とされた。

男性は後輪で頭部を踏まれ、近くの病院に収容されたが意識不明の重体となっている。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。同日夜までに堺市西区内に在住する27歳の女を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は片側3車線の直線区間。調べに対し女は「怒鳴られたので怖くなって逃げた」、「相手がケガしたかどうかはわからない」などと供述しているようだ。事故当時は酒気帯び状態だったとみられ、警察では飲酒運転の発覚を恐れて逃走したものとみて、厳しく追及している。

《石田真一》

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