東芝とWH、ウラン製品を取扱う合弁会社を設立 原発向け

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東芝は、ウェスチングハウス社グループとウラン製品を取扱う合弁会社を英国に設立する。4月1日から新会社の事業を開始する。

新会社は「アドバンス・ウラニウム・アセット・マネージメント」(A-UAM)で、東芝が60%、ウェスチングハウス社グループが40%を出資する。新会社は、原子力フロントエンド事業の一環である燃料成型加工前のウラン製品の販売、リース、輸送、備蓄とウラン転換・濃縮役務の仲介業務を展開する。

現在、世界各国の電力需要の増大に伴って安定した電力供給と地球温暖化防止の観点から、CO2を排出しない原子力発電プラントが改めて注目されている。これに伴って新興国を中心にウラン燃料のニーズが高まっている。

東芝は、原子力フロントエンド事業の体制整備に向けてカザフスタンのハラサン鉱山プロジェクトやカナダのウラニウム・ワン社のウラン権益を保有する。

今回、東芝のウラン権益事業とウェスチングハウス社グループのウラン製品取扱事業を一体化させた新会社を設立することで、グループの原子力フロントエンド事業のサプライチェーン体制を総合的に強化する。

《レスポンス編集部》

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