三洋電機コンシューマエレクトロニクスは、メモリータイプのポータブルナビゲーション(PND)の「ゴリラ」に業界最大の16GB SSDを搭載した3機種を4月22日から順次発売する。
新機種は、内蔵メモリーに業界最大となる16GB SSDを搭載し、地図情報の充実に加え、探索・検索スピードの向上などを図った。郊外や山間地での道幅表示でより見やすい地図にした。
詳細市街地図は建物の形や道路幅の違いが一目でわかり、類似した建物が隣接する場所でもピンポイントで目的地を検索・表示する。新たに詳細市街地図縮尺に5メートルと50メートルを追加し、より広域でより細かい詳細市街地図を実現した。施設50音・名称検索に高速版のデータベースを採用し高速化した。検索したい名称の濁点や小文字への変換を省いたり、名称の一部を入力しても検索できるキーワードを大幅に増加した。
また、ナビゲーション起動時にGPS衛星から時刻情報だけを取得することで素早く自車位置を測位できる機能を業界で初めて搭載した。土地感のない場所で駐車し、再出発するような場合でも自車位置をすぐに把握できる。このほか、音楽などをSDカードからMyストッカー(本体内蔵メモリー)へコピーして、手軽に再生が楽しめる。音楽(MP3・WMA)なら400曲、動画(MP4AVC/H.264)なら400分、静止画像(JPEG)なら750枚保存できる。
価格はオープン価格だが、メーカーでは7インチモデルのNV-SD740DTが8万円前後、5インチモデルVICS付きのNV-SB570DTが7万円前後、NV-SB550DTが6.5万円前後を想定している。