三菱マテリアル、桶川製作所事業などを分社化

自動車 ビジネス 企業動向

三菱マテリアルは、7月1日付けで桶川製作所事業などを分社化する。

分社化するのは、桶川製作所のほか、高機能製品事業部営業部、同事業部非鉄材料技術研究所で運営する特殊耐熱・耐蝕合金、特殊銅合金、その他の非鉄金属材料の製造、研究開発・販売に関する事業で、新設する「MMCスーパーアロイ」に事業を移管する。

桶川製作所では、航空機・産業用ガスタービン向けの特殊耐熱・耐蝕合金や、自動車産業向けの特殊銅合金の製品を製造している。しかし、最近では海外企業との競争激化や一昨年以降の世界同時不況の影響で、需要は低迷している。今回、対象事業を分社化し、事業責任のより一層の明確化を図るとともに、事業特性に適応した機動的な事業運営を行うため、分社化する。

《レスポンス編集部》

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