【ニューヨークモーターショー10】メルセデスベンツ Rクラス…大胆に変身
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Rクラスは2005年4月、ニューヨークモーターショーでデビュー。『Mクラス』『GLクラス』とシャシーを共用する3列シートのミニバンだ。販売面では苦戦しており、2007年には早くも改良モデルが登場。今回発表された2011年モデルでは、さらに大がかりな変更が加えられている。
外観はフロントを中心に、大きくイメージチェンジ。グリル、ヘッドランプ、バンパー、ボンネットのデザインが一新され、メルセデスベンツの最新セダン&SUVに共通するテイストが与えられた。一方、リアの変更点は最小限に抑えられ、バンパーやテールランプが新デザインとなったのが目を引く。
また、AMGスポーツパッケージを新設定。ナッパレザー製バケットシート、パドルシフト付きスポーツステアリングホイール、アルミペダルなどが装備され、スポーツツアラーとしてのキャラクターを鮮明にしている。
エンジンに関する変更はなく、ガソリンは3.5リットルV型6気筒と5.5リットルV型8気筒、ディーゼルは3.0リットルV型6気筒ターボなどが用意される。
新しいフロントマスクを得て、モデルチェンジしたかのような進化を遂げたRクラス。スポーティなイメージが、顧客にどう評価されるか注目だ。
《森脇稔》