新日本石油は、太陽電池用シリコンウエハーを製造するスペースエナジーに追加出資し、連結子会社化した。
同社は2008年3月に単結晶太陽電池用シリコンウエハーのトップメーカーであるスペースエナジーに出資、その後も追加出資して出資比率は46.4%だった。世界的に太陽光発電の需要が高まっていく中、同社の経営基盤を強化するため、既存株主から株式を取得し連結子会社化する。出資比率は60.8%となり、代表取締役社長も派遣し、支配下に置く。
これにより競争力ある価格での高品質・高性能なシリコンウエハーの供給体制の確立に向けて取り組みを強化する。