【ニューヨークモーターショー10】トヨタ iQ、米国ではサイオンから発売

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サイオンiQ
サイオンiQ 全 7 枚 拡大写真

米国トヨタ販売は3月31日、ニューヨークモーターショーにおいて、サイオン『iQ』を発表した。米国では2011年初頭から、トヨタiQがサイオンエンブレムを付けて販売される。

サイオンは、トヨタが米国で展開する若者向けブランド。『xB』(日本名:トヨタ『カローラルミオン』)、『xD』(日本名:トヨタ『イスト』)、北米専用クーペの『tC』をラインナップしている。

トヨタは2009年、『iQ』の米国投入に当たり、サイオンブランドから発売することを決定。2009年4月のニューヨークモーターショーでは、アグレッシブなワイドボディをまとった『iQコンセプト』を披露した。それから1年後の今回、サイオンiQの市販版が登場した。

外観は、ほぼトヨタiQのまま。フロントバンパーはエアダム形状が変更された専用デザインとなり、ヘッドライト&テールランプをブラックアウト。リアバンパーにはディフューザー風の処理が施され、ナンバープレート部分を米国サイズに改めているのが、日本仕様との違いとして指摘できる。アルミホイールも、サイオン専用デザインだ。

ボディサイズは、全長3050×全幅1680×全高1500mm、ホイールベース2000mm。日本仕様と比較すると、バンパー変更により、全長は65mm伸びている。

エンジンは、1.3リットル直列4気筒ガソリン「デュアルVVT-i」。最大出力は90psで、トランスミッションはCVT。米国EPA(環境保護局)予想燃費は12.75km/リットル、排出ガス性能は米国のULEV-IIを満たす。日本や欧州向けの1.0リットル直3仕様は、米国では用意されない。

サイオンiQは2011年初頭から、全米のサイオンディーラーで販売開始。サイオン部門のジャック・ホリス副社長は、「スタイルや個性を大切にする若い都市生活者に、iQはぴったり」と語っている。

《森脇稔》

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