神戸製鋼、ベトナムでアイアンナゲットを現地生産へ

自動車 ビジネス 企業動向

神戸製鋼所は、ベトナム政府から同国ゲアン省で年産240万t規模のITmk3プラントを二段階で建設するプロジェクトの事業投資ライセンスを取得した。

プロジェクトの総事業費は1000億円になる。プロジェクト実施母体となる現地法人「コベルコ・アイアン・ナゲット・ベトナム」を設立し、2011年1月にアイアンナゲットを製造するプラント建設開始を目指して事業化調査を実施する予定。

ベトナムは経済発展とともに、将来的な鋼材需要の伸びが見込まれている一方で、現在は鉄源の大部分をスクラップや半製品の輸入に依存している。

プロジェクトでは、ベトナム国内の鉄鉱石、石炭を主原料として高品位の鉄源を製造する。特に鉄鉱石は、比較的鉄分品位が高いものの、これまで大型高炉では利用が困難だった同国タッケー鉱山の高亜鉛含有鉄鉱石を利用できることから、ベトナムにとって自国地下資源の有効活用につながるほか、安価な原料調達が見込め、プロジェクト採算性の向上にも寄与すると見込んでいる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る