ダッジ バイパー に最終エディション…50台限定

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バイパーSRT10ファイナルエディション
バイパーSRT10ファイナルエディション 全 3 枚 拡大写真

クライスラーグループは6日、ダッジ『バイパーSRT10』の「ファイナルエディション」を発表した。今夏から50台が限定生産される。

画像3枚:ダッジ バイパーSRT10ファイナルエディション

ファイナルエディションは、「クーペ」、「ロードスター」、「ACR」(アメリカン・クラブ・レーサー)の3タイプに設定。外観はグラファイトクリアコートのボディカラーと、ブラックセンターストライプが特徴だ。サイドシルには、専用エンブレムを装着。クーペとACRは、ウインドシールド周りがブラックで仕上げられる。アルミホイールは6本スポークで、アンスラサイト塗装。ACRは5本スポークのブラックデザインだ。

インテリアはブラック基調とされ、レッドをアクセントに使用。メーター回りにも赤があしらわれ、センタースタックベゼルには、ステンレス処理が施された。シリアルナンバープレートや専用フロアマットも装備する。

エンジンに変更はなく、8.4リットルV型10気筒ガソリンは、最大出力600ps、最大トルク74.5kgmを発生。トランスミッションは6速MTで、0-96km/h加速4秒以下、最高速325km/hと世界トップクラスの実力だ。

ちなみにACRは2008年8月、ドイツ・ニュルブルクリンク北コース(1周20.8km)でタイムアタックを行い、7分22秒1マーク。これは日産『GT-R』の7分26秒70、GMのシボレー『コルベットZR-1』の7分26秒4を上回る、量産メーカーの市販車としては世界最速の記録である。

ファイナルエディションは、クーペ20台、ロードスター18台、ACR12台の合計50台を、今夏から生産。バイパーの有終の美を飾るにふさわしい限定車といえそうだ。

《森脇稔》

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