アウディ A3 改良、内外装をさらにプレミアムに

自動車 ニューモデル 新型車
A3スポーツバック
A3スポーツバック 全 10 枚 拡大写真

アウディは8日、欧州向け『A3』シリーズの改良モデルを発表した。3ドア、5ドアの「A3スポーツバック」、高性能版の「S3」、「A3カブリオレ」の全車に、内外装のリファインを実施し、プレミアムな雰囲気が引き上げられた。

外観は、シングルフレームグリルやBピラーを、ハイグロスブラック仕上げに変更。ロワエアインレットには、クロームの縁取りが施された。ドアミラーは空力抵抗を減らす新デザイン。リアバンパーにはディフューザー風の処理が取り入れられ、3ドアはテールランプをティンテッド化した。

内装は、「Sトロニック」のシフトレバーを一新。ダイヤルスイッチは、グレー基調に変更された。センターコンソールやドアミラー&パワーウィンドウスイッチには、アルミ調パネルが装備される。

エンジンはガソリン5、ディーゼル4の合計9ユニット。トランスミッションは6速MTを基本に、6速と7速のデュアルクラッチトランスミッション、ティプロニックSも用意した。一部エンジンには、アイドリングストップとエネルギー回生システムが組み合わせられる。

ガソリンエンジンでは、ダウンサイジングの代表的ユニット、直噴1.2リットル直列4気筒スーパーチャージャーを積む「1.2TFSI」が注目株。最大出力105ps、最大トルク17.8kgmを引き出し、欧州複合モード燃費は18.18km/リットルと優秀だ。

ディーゼルは、直噴1.6リットル直列4気筒ターボを搭載する「1.6TDI」(105ps、25.5kgm)が主力。3ドアの場合、欧州複合モード燃費26.31km/リットル、CO2排出量99g/kmと、クラストップレベルを達成する。

改良を受けたA3シリーズは、ドイツでは初夏、販売がスタート。アウディの量販車だけに、細かいながらも、確実な進化を遂げている。

《森脇稔》

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