和歌山県警は6日、和歌山県和歌山市内で軽乗用車を無免許で運転し、原付バイクと接触する事故を起こしたとして、橋本市内に在住する41歳の男を道路交通法違反の現行犯で逮捕した。男は和歌山市内に免許停止者を対象とした講習を受けに行こうとしていたという。
和歌山県警・和歌山東署によると、逮捕された男は6日の午前8時ごろ、和歌山市鳴神(N34.13.22.7/E135.12.47.7)付近の県道で自己所有の軽乗用車を無免許で運転した疑いがもたれている。
男はこの直前に同市内で原付バイクとの接触事故を起こしたが、春の交通安全運動に伴う交通警戒を行っていた同署員が目撃。逃げるクルマを約1kmに渡って追跡し、強制抑止した後に免許証の提示を求めたところ、違反累積による免許停止中ということが発覚した。
調べに対して男は「交通センターに違反者講習を受けに向かう途中だった」などと供述。免許停止中も日常的にクルマを運転していた可能性が高く、警察では男を厳しく追及する方針だ。