インテリアオブザイヤー10、日本メーカー車が半数

自動車 ビジネス 海外マーケット
アウトバック
アウトバック 全 14 枚 拡大写真

米国の『ワーズオートワールド』誌は12日、毎年恒例の「インテリアオブザイヤー」を発表した。

画像14枚:各部門賞のインテリア

この賞は、北米で唯一、車のインテリアに着目したアワード。2009年に北米市場に投入された新型車とマイナーチェンジ車40モデルを対象に、同誌の編集者8名が、優れたインテリアを持つモデルを選出した。

同賞は、価格やボディタイプ別に10カテゴリーを用意。デザイン、快適性、情報表示のわかりやすさ、クオリティ、安全性などを基準に評価した。ちなみに同誌が毎年発表している「エンジンオブザイヤー」は、エンジンを基準に選ぶエンジンオスカーとして有名だ。

10カテゴリーの受賞車は以下の通り。

3万ドル(約280万円)以下の乗用車:スバル『アウトバック』(日本名:レガシィアウトバック)
プレミアムカー:インフィニティ『M56』(日本名:日産フーガ)
ハイブリッドカー:レクサス『HS250h』
スポーツカー:シボレー『カマロ』

4万ドル(約370万円)以下のSUV:シボレー『エクイノックス』
プレミアムSUV:ボルボ『XC60』
デザインブレークスルー:アキュラ『ZDX』
ブランドエクスプレッション:『マツダ3』(日本名:アクセラ)
デザインバーサリティ:BMW『5シリーズGT』
インスパイアードデザイン:ポルシェ『パナメーラ』

結果は10部門の半数を、日本メーカー車が占有。メーカー別ではGM車が最多の2台となり、ドイツ車はBMWとポルシェが各1台にとどまった。同誌のドリュー・ウインター編集長は、「ここ数年は、とくに安全性と機能性を重視して選考した。外観同様、内装も顧客が新車選びを行う際の重要な選択基準となっている」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  3. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
  4. 日産『ルークス』新型、1か月で受注1万1000台突破…約8割が「ハイウェイスター」選択
  5. 「大ヒットの予感」トヨタが“小さいランクル”初公開! SNSでは「男心をくすぐる」「日本でも扱いやすそう」と期待のコメント続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る