インテリアオブザイヤー10、日本メーカー車が半数

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米国の『ワーズオートワールド』誌は12日、毎年恒例の「インテリアオブザイヤー」を発表した。

この賞は、北米で唯一、車のインテリアに着目したアワード。2009年に北米市場に投入された新型車とマイナーチェンジ車40モデルを対象に、同誌の編集者8名が、優れたインテリアを持つモデルを選出した。

同賞は、価格やボディタイプ別に10カテゴリーを用意。デザイン、快適性、情報表示のわかりやすさ、クオリティ、安全性などを基準に評価した。ちなみに同誌が毎年発表している「エンジンオブザイヤー」は、エンジンを基準に選ぶエンジンオスカーとして有名だ。

10カテゴリーの受賞車は以下の通り。

3万ドル(約280万円)以下の乗用車:スバル『アウトバック』(日本名:レガシィアウトバック)
プレミアムカー:インフィニティ『M56』(日本名:日産フーガ)
ハイブリッドカー:レクサス『HS250h』
スポーツカー:シボレー『カマロ』

4万ドル(約370万円)以下のSUV:シボレー『エクイノックス』
プレミアムSUV:ボルボ『XC60』
デザインブレークスルー:アキュラ『ZDX』
ブランドエクスプレッション:『マツダ3』(日本名:アクセラ)
デザインバーサリティ:BMW『5シリーズGT』
インスパイアードデザイン:ポルシェ『パナメーラ』

結果は10部門の半数を、日本メーカー車が占有。メーカー別ではGM車が最多の2台となり、ドイツ車はBMWとポルシェが各1台にとどまった。同誌のドリュー・ウインター編集長は、「ここ数年は、とくに安全性と機能性を重視して選考した。外観同様、内装も顧客が新車選びを行う際の重要な選択基準となっている」と述べている。

《森脇稔》

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