本田技研工業は15日、教習用オートバイ「CB400 SUPER FOUR」のサイドスタンドの格納忘れを防止する機構に不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。
対象となるのは、2008年9月24日 - 10年2月9日に製作された566台。
スタータスイッチ操作を表示する電気回路が不適切なため、運転操作確認用ランプ表示をエンジン停止状態からスタータスイッチ操作状態に切り替えた場合、サイドスタンド格納忘れ防止機構が作動しなくなり、サイドスタンドを出した状態で走行可能となって、サイドスタンドが接地して転倒するおそれがある。
全車両、スタータスイッチ操作を表示する電気回路に、ダイオード付電気配線を追加する。
不具合発生件数は1件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。