ガスハイドレートの輸送・再ガス化、実証研究完了 世界初

自動車 ビジネス 企業動向

三井造船は、中国電力と共同で実施してきた天然ガスハイドレート(NGH)の製造、配送、利用設備の開発・実証研究が完了したと発表した。

実証研究では、液化天然ガス(LNG)を燃料として使用する中国電力の柳井発電所(山口県柳井市)にNGH製造試験設備を設置し、製造したNGHペレットを、ローリーなどで同社エネルギア総合研究所(広島県東広島市)、広島ガスの技術研究所(広島県安芸郡海田町)に設置した需要試験設備まで輸送・利用することでNGH陸上輸送チェーンを実証した。

NGHを製造し、需要試験設備まで輸送、再ガス化して、利用したのは世界初の試み。

天然ガスが水分子の中に包蔵された固体状のNGHは、マイナス162度の極低温で製造・輸送・貯蔵を行う液化天然ガス方式に比べて、常温付近で製造が可能。大気圧下、マイナス20度という穏やかな条件で安定する特性を持つことから、設備全体を簡便にすることが期待されている。

同社では、今回の実証研究でNGHによる天然ガス輸送の可能性が確認されたとしている。今回の実証成果を踏まえ、並行して実施しているNGH製造プラントの大型化、NGH輸送船開発などを推進することで、海外の多数の中小ガス田から需要地へ向け、クリーンな天然ガスをNGHで安全、経済的に輸送する、新しい天然ガスのサプライチェーンの実用化へ向けた開発を加速する構え。

《レスポンス編集部》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『テラノ』が復活か? 三菱『パジェロ』と兄弟車になる可能性を考える…土曜ニュースランキング
  2. 酷暑から愛車を守る! 90系『ノア/ヴォクシー』、40系『アルファード/ヴェルファイア』用ダッシュボードマット発売
  3. 猛暑の高速道路でタイヤが突然バーストする前に! 出発前に確認したい5項目~Weeklyメンテナンス~
  4. 日産『テラノ』復活、PHEVの本格SUV誕生へ!…次期パジェロと兄弟車か?
  5. 初代より軽い? 次期スズキ『アルト』は500kg台が目標
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. フィジカルAIがもたらす自動車業界の地殻変動とモビリティの未来…博報堂DYホールディングス 執行役員 CAIO 森正弥氏[インタビュー]
  4. 【バッテリー リスキリング講座】車載用全固体電池の開発状況と今後の展望
  5. ジョイフル本田、宇都宮店にソーラーカーポート設置…ホームセンター業界最大級の発電容量1126.4kW
ランキングをもっと見る