【光岡 雷駆 発表】EV市場に再挑戦

エコカー EV
雷駆(ライク)
雷駆(ライク) 全 5 枚 拡大写真
光岡自動車は4月22日、三菱『i-MiEV(アイ・ミーブ)』をベースとしたEV、『雷駆(ライク)』を発表し、予約受付を5月下旬より始める予定とアナウンスした。

雷駆はi-MiEVの基本車体をベースにしつつ、クロームメッキを施した前後バンパー、存在感のあるフロントグリルなどを採用するとともに、全長を3570mmに延長し、軽自動車ではなく小型乗用車登録とした点が最大の特徴となる。

室内もそれに合わせ、リアシートやリアドアトリム形状を変更することで、乗車定員をi-MiEVの4名から5名に増やしている。ボディカラーは5色を用意している。

価格はi-MiEVより30万円高い428万円。2010年度は1台あたり114万円の補助金が政府から交付される予定なので、支払い金額は314万円になるという。販売方法はメインテナンスリースが基本で、補助金申請などの煩雑な手続きもリース会社が担当する。

雷駆はセールスやアフターサービスの分野でも新機軸を打ち出している。販売店舗は光岡自動車のほか、法人向け販売窓口として総合商社の兼松、電池開発会社のユアサM&B両社が担当する体制を取っており、納車以降のサービスはユーザーの最寄の三菱ディーラーが行うことになっている。

光岡は11年前、原付規格のミニカー「MC-1EV」でEVの世界に参入したという経験がある。同車の生産終了後も研究開発は継続して行ってきており、EV環境が少しずつ整備されてきている中、再挑戦という決断を下したようだ。

《森口将之》

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