【北京モーターショー10】ヒュンダイ ヴェルナ、目標は米国最安値

自動車 ニューモデル モーターショー
ヒュンダイ ヴェルナ(アクセント)
ヒュンダイ ヴェルナ(アクセント) 全 6 枚 拡大写真

ヒュンダイは23日、北京モーターショーにおいて、新型『ヴェルナ』(欧米名:『アクセント』)を発表した。日本のコンパクトカーをライバル視するヒュンダイの世界戦略車だ。

現行ヴェルナは2005年に発売。韓国や中国ではヴェルナ、米国や欧州はアクセントを名乗る。アクセントは米国において、ハッチバックモデルのベース価格が1万ドル(約94万円)以下に設定され、ヒュンダイ躍進の原動力となっている。

新型ヴェルナは、ヒュンダイのデザイン言語、「流れるような彫刻」を応用。ボディサイドのラインにその成果は反映され、スタイリッシュなフォルムを備える。フロントマスクは、同社の大ベストセラーセダン、『ソナタ』に通じるイメージだ。

まずは、4ドアセダンが先行デビューし、そのボディサイズは全長4340×全幅1700×全高1460mm、ホイールベース2570mm。ヒュンダイによると、クラス最長のホイールベースが、クラストップの室内空間を実現。トランクは454リットル(VDA計測法)の容量で、ゴルフバッグが4セット積載できるという。

エンジンはガソリン直列4気筒のみで、可変バルブタイミングのVVTを採用。スペックは1.4リットルが107ps、13.8kgm、1.6リットルが123ps、15.8kgmだ。1.4リットル車の燃費は、16.13 - 17.54km/リットルをマークする。

新型ヴェルナは7月からヒュンダイの中国合弁、北京現代の北京工場で生産開始。その後、中国マーケットへ投入される。韓国、米国、欧州などの市場でも、順次リリース。米国向けのアクセントは、日産『ヴァーサセダン』(日本名:『ティーダラティオ』)と、米国最安車の座をかけた価格競争を展開してくれそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る