新日本石油は26日、ガソリンスタンドとして運営して昨年7月に閉鎖したセルフ春木SS跡地(愛知県愛知郡東郷町大字春木字前田)の土壌・地下水の汚染状況を自主調査した結果、愛知県条例が定める基準値を上回るベンゼンが検出されたと発表した。
土壌は調査した33か所のうち、3か所から最大で基準値の6倍、地下水は31か所調査したうちの6か所から最大で基準値の280倍のベンゼンが検出された。
同社は4月23日、「土壌および地下水の汚染の状況等届出書」を愛知県に提出した。
今後は、愛知県の指導を受けながら確実に浄化作業を実施するとしている。