スバルオブアメリカは3日、4月の新車セールスの結果を公表した。総販売台数は2万3198台で、前年同月比は48％増と、11か月連続の前年実績超え。4月単月としては、08年の1万6771台を上回る過去最高セールスを記録した。
車種別で見ると、乗用車系では新型『レガシィ』が引き続き好調。09年5月に新型を投入した『アウトバック』（日本名：『レガシィアウトバック』）が、前年同月比133％増の7688台、『レガシィ』（日本名：『レガシィB4』）が50％増の3851台と、人気に衰えが見えない。『インプレッサ』も16％増の3796台と、2か月連続で前年実績を上回った。
ライトトラック（SUVなど）系では、『フォレスター』が前年同月比28％増の7627台と、3か月連続のプラス。しかし、米スバルのベストセラーの座は、2カ月止まりだった。一方、中型SUVの『トライベッカ』は、58％減の236台と不振が続く。
スバルの今年1‐4月の米国新車販売は、前年同期比41％増の8万0692台。スバルオブアメリカのティム・コルベック上級副社長は、「スバルは米国で次々と販売記録を更新中。これは、強固なラインナップのおかげ」と、コメントしている。
