東海ゴム工業が発表した2010年3月期の連結決算は、最終利益が前年同期比213.7%増の35億7900万円と大幅増益となった。
売上高は同14.7%減の2341億3100万円と減収だった。自動車生産台数の減少の影響でゴム製品の受注減少などが影響した。
損益では、グローバル規模での生産体制を最適化するための事業構造改革や総原価低減活動の効果などから営業利益が同77.6%増の93億1400万円、経常利益が同73.3%増の93億1400万円となった。
今期の業績見通しは売上高が同2.5%増の2400億円、営業利益が同6.5%増の115億円、経常利益が同28.8%増の120億円、最終利益が同95.6%増の70億円となる見通し。