ゼロが発表した2009年7月から2010年3月期(第3四半期累計)の連結決算は、営業利益が4億7100万円の黒字に転換した。前年同期は2億8000万円の赤字だった。
売上高は前年同期比1.4%減の388億3400万円と減収だった。中古車市場が低迷しているため、車両輸送事業やカーセレクション事業が落ち込んだ。
収益では、一般貨物輸送事業で不採算業務から撤退したことなどから、経常利益は4億9400万円、当期純利益が1億円とともに黒字に転換した。
今期の業績見通しは、中古車市場の低迷が予想以上に深刻なことから、売上高が同1.2%減の510億円、経常利益が6億5000万円、当期純利益が1億5000万円に下方修正した。