タミヤは5月29日より、組み立て式プラスチックモデル「20分の1グランプリコレクション」の新製品『ロータス タイプ79 1978』を発売する。
ロータス タイプ79は、1977年のF1グランプリにロータスが投入したモデルで、革新的なウイングカー「ロータス78」の後継としてその後のF1マシンのスタイルを決定づけた傑作マシン。1978年の第6戦ベルギーGPに登場したロータス79は圧倒的な速さを発揮し、M.アンドレッティがデビュー戦でポール・トゥ・フィニッシュを飾った。その後もR.ピーターソンとともに快進撃を続け、アンドレッティは5勝、ピーターソンは1勝をあげた。「ブラック・ビューティー」と呼ばれた美しいスタイルと、圧倒的な速さによりF1ファンに人気のマシンとなった。
タミヤのロータス79は、ウイングカー構造、エンジン、サスペンションなどのメカニズムを忠実に再現したフルディスプレイモデル。モノコック後部にエンジンをマウントする実車同様の車体構造で、フロント、リヤカウルは完成後も脱着可能。フォードDFVエンジンには金属製エアファンネルカバーを装備する。
価格は4200円。
今回のロータス79でタミヤの20分の1スケールのレーシングカーは60作目。F1模型ファンに高い人気を持つロータス79を投入してラインナップを充実する。