警備員をクルマでひきずった万引き女

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14日午後6時ごろ、埼玉県川島町内のホームセンターで万引きをした女が軽乗用車で逃走しようとした際、これを抑止しようとした警備員をひきずる事件が起きた。警察はクルマを運転していた23歳の女と、見張り役をしていた36歳の男を逮捕している。

埼玉県警・東松山署によると、事件が起きたのは14日の午後6時ごろ。川島町上伊草(N35.58.20.9/E139.28.11.2)付近にあるホームセンターで、若い女が3000円相当の商品を万引きする様子を68歳の女性警備員が目撃。女を駐車場まで追跡した。

女は駐車していた軽乗用車に乗り込んで逃走しようとしたため、警備員は助手席側のドアを開けて乗り込み、逃走を阻止しようとしたが、女はクルマを急発進。約300mに渡って蛇行運転を繰り返した。

クルマは電柱に衝突した後、路外へ逸脱して水田に転落。警備員の女性は顔面や背中を強打する重傷を負ったが、女を取り押さえて警察に通報。現場に駆けつけた同署員が23歳の女を強盗致傷で。クルマの様子を見にきた36歳の男を窃盗容疑で逮捕している。男は見張り役だったという。

調べに対して女は「警備員を故意に負傷させたわけではない。逃げるのに必死だった」と主張。男は「ひさが痛かったが、病院に行くカネは無かったので、女にひざ用のサポーターを万引きさせた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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