同僚を消防車から突き落とした消防団員逮捕

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福島県警は18日、今年4月に福島県須賀川市内で消防団に所属する24歳の男性を消防ポンプ車から突き落として重傷を負わせたとして、同じ消防団に所属する27歳の男を傷害容疑で逮捕した。「ふざけていた」と容疑を大筋で認めているという。

福島県警・須賀川署によると、逮捕された男は2010年4月11日の午後2時ごろ、須賀川市保土原(N37.15.11.8/E140.18.54.4)付近の市道を走行中の消防ポンプ車に乗車中、後部ステップにいた24歳の男性を突き落とし、頭部骨折などの重傷を負わせた疑いがもたれている。

消防車はこの直前に発生した火災の現場から分団所に戻る途中。当初は負傷した男性が誤って転落したものと判断していたが、男性は「足で蹴られた」と主張。同じ消防車に同乗していた他の団員に事情を聞いたところ、分団長を務める27歳の男が故意に突き落とした可能性が高くなった。

警察は傷害容疑で男から事情を聞いていたが、取り調べで「他の団員とふざけあっていたとき、故意に押した」、「落ちるとは思わなかった」などと供述したことから、18日までに傷害容疑で逮捕した。

《石田真一》

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