要望の多かった Mクラス のクリーンディーゼル

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ML350 ブルーテック 4マチック
ML350 ブルーテック 4マチック 全 12 枚 拡大写真
5月31日に発表されたメルセデスベンツ『ML350 ブルーテック』だが、重量級SUVだけに、以前からディーゼルエンジンモデルの登場を期待する声はあったという。

今から10年前の2000年、初代MクラスにCDIモデル(「ML270CDI」)が設定され販売台数の半数を占めるヒットとなったが、2002年に施行された自動車NOx-PM法により販売が終了。以来、モデルチェンジ後の現行モデルでもディーゼルモデルの設定はなかった。

メルセデスベンツ日本でトレーニング部セールス・トレーニング課の鈴木茂之氏は、「『E350ブルーテック』が登場した時に、お客様から“Mクラスへのブルーテック投入はまだですか”という声をいただいた。クラス中で圧倒的な燃費性能と、AMGモデルでなければ味わえなかった力強いトルクが最大の魅力。年内の販売台数は200台としているが、もっと需要があるかもしれない」と述べる。

ただし、ブルーテックモデルは左ハンドルのみの設定。米国アラバマ州タスカルーサ工場で生産されるMクラスにはガソリンV6モデルで右ハンドル仕様もあり、ブルーテックのエンジンルームを見る限りでは右ハンドル化は難しくはなさそうだ。

メルセデス日本の副社長、上野金太郎氏はブルーテックの右ハンドル化について「現時点では未定」と答えるにとどまったが「今後の販売状況によっては導入も検討する」とのことだ。

《北島友和》

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