メルセデスベンツ、中国にエンジン工場建設へ

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Eクラス ロングホイールベース仕様
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ダイムラーは28日、中国・北京において投資家向けの説明会を開催し、中国にメルセデスベンツのエンジン工場を建設すると発表した。

これは、同社のディーター・ツェッチェ会長が明らかにしたもの。現地合弁の北京ベンツ汽車に、20億元(約266億円)を投資して工場を拡張し、エンジン工場を新たに建設。ドイツ以外でメルセデスベンツ向けのエンジンを生産するのは、中国が初となる。

またツェッチェ会長は、「2015年までに、メルセデスベンツの中国販売を30万台に引き上げる」と宣言。これは2009年実績比で、約4倍に当たる野心的な数字だ。目標達成に向けて、『Eクラスセダン』の中国専用ロングホイールベース仕様、『EクラスL』の早期発売も約束した。

ダイムラーは27日、中国BYD(比亜迪)とEVを共同開発することを目的とした合弁会社、「深センBYDダイムラー・ニューテクノロジー社」を設立すると発表しており、メルセデスベンツのエンジン工場建設と合わせて、中国事業強化に取り組む計画だ。

《森脇稔》

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