新日本石油は6月1日、川崎事業所内に「太陽光発電施工研修所」を開所した。太陽光発電の需要の高まりにともない、より安心できるサービスを提供するためとして、取扱店や社員などを対象に独自の研修プログラムを実施する。
太陽光発電施工研修所では、同社の太陽光発電システム販売を担う特約店や施工会社、同社の社員などを対象に模擬屋根で、太陽光発電の施工実習を中心とした独自の研修プログラムを実施する。太陽光発電の需要は高まっており、今後も市場の成長が見込めるものの、太陽光発電は適切な施工管理が重要なため、施工品質の向上を図る。
また、同社では、エネルギー機器営業部門の人員を7月から増強するとともに、これまで太陽光発電システムとエネファームでそれぞれ異なる担当者を配置していたのを今後は1人の担当者が両システムを扱う体制に変更する。太陽光発電とエネファームを組み合わせた「ダブル発電」の設置を提案していく体制を整える。
同社は今年度、太陽光発電システムを前年比3倍となる10MWの販売を目指す。