スズキは2日、『エスクード』と『ジムニー』2車種のテンショナプーリ(かじ取り装置)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2005年5月31日 - 06年6月8日に製作された3716台。
パワーステアリングポンプ駆動用ベルトの張力を調整するテンショナプーリの外周樹脂部の材質が不適切なため、樹脂部が破損し、異音が発生してベルトがパワーステアリングポンププーリから外れてハンドル操作力が増大するおそれがある。
全車両、テンショナプーリを対策品と交換する。
不具合発生件数は31件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。